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スタッフブログ

2025/05/22

家事動線を大切に考える家づくり。

家事動線を大切に考える家づくり。

家事動線とは

間取りを考えているときによく耳にする“家事動線”という言葉。

実際にはどのようなことなのか。家事動線を中心に考える家づくりのポイントは?

詳しく解説していきます。

日常生活をするうえで家事に関わる動線が家事動線

家事動線とは炊事・洗濯・掃除等をする人が、それの為に動く経路のことです。

毎日行われることなので家事をやる人がいかに無駄なくスムーズに家事をすることができるのかが重要になってきます。

快適で暮らしやすい家づくりにはこの家事動線は大きく関わってきます。

どのように動くのか、それを考えることで理想の間取りに近づけるということです。

掃除・洗濯・料理

家事の中でも多くの時間を使うのが、掃除・洗濯・料理だと思います。

毎日やる中でこれらの作業をいかに楽にやれるかで家事の負担軽減につながっていきます。

そのため今住んでる家で不便なことやこうだったらいいのになと思うことを考えて、間取りを考えていくのもいいでしょう。

便利で使いやすい間取りにするためにいつもの動きを再確認してみましょう。

掃除は時短する間取り

生活していると物があふれたり、どうしても散らかったりしてしまいます…。

掃除のしやすい間取りにすること、例えば使ったものをすぐに片づけれる収納スペースなど、使いやすい収納にすること。

その収納スペースをどこに作るのかが重要になります。

掃除の時間を短縮して快適な住空間を維持することができます。

物を使う場所の近くに収納スペースを確保

例えば子供がリビングで遊ぶ場合は、リビングにおもちゃなどを片づけれる収納スペースを作りましょう。

使ったあとすぐに決められた場所に片づけることができるので掃除がスムーズです。

玄関近くにアウトドア用品や外で使う物の収納スペースを設けることで整理しやすく使用するときの準備も効率的になります。

このように使う物の近くに収納スペースをおくことで使い終わるとすぐに定位置に戻す作業が楽にできれば家族皆が片づけやすくなり

散らかることが少なくなります。

1階にファミリークローゼットを作る

帰宅後すぐに上着やカバンなどが収納でき、リビングに脱いだ衣類やカバンが散乱している…なんてことがなく時短につながります。

広めにクローゼットを確保することで家族全員の衣類を置くことができるので片づけるのも早くなり、利便性が高まります。

着替えもそこですることができるので衣類に関する一連の動きがスムーズになります。

洗濯は作業動線短いとスムーズ

洗濯は家事の中でも負担がかかります。毎日やることなのでできるだけ負担を減らしたいですよね。

どのように動くことで作業が最短で完了できるのかを考え決めていくことが重要になります。

『洗う』→『干す』→『取り込む』→『畳んで片づける』

まずは洗濯機を置く位置から干す場所をできるだけ近くにすることがポイントです。

洗濯機は洗面脱衣所に置くことが多いと思います。室内干しのユニットを天井につけ同じスペースで『洗う』→『干す』を終わらせたり

洗面脱衣所に扉をつけ屋外に直接出れるようにすると楽です。

また洗濯機を洗面脱衣所に置かず、洗濯室(ランドリールーム)を作ることもおすすめです。

ここで『洗う』→『干す』→『畳む』までできてしまえば作業効率が上がり、負担が少なくなります。

ランドリールーム内や隣に収納スペースがあれば『片づける』までの移動距離を短くすることができ、さらに時短につながります。

いかに効率的に作業を終わらせることができるのかがとても大切です。

キッチンは機能性重視で考える

食材を洗う、切る、調理する、食器を洗う、片づけるなどの作業を一日に何回もやらなければいけないと考えると広さより機能を重視することで

広いキッチンよりも動線が短く負担を減らせることができます。また機能性を重視したキッチンは広いキッチンに比べ無駄なスペースがなく

掃除がしやすいので清潔感を保つことができます。

普段の動きを意識して設備や家電を配置する

炊飯器や電子レンジなどの小型家電や冷蔵庫などの大型家電はどこに置くかを考えておくとキッチンの使い心地が変わってくると思います。

使う頻度や付随する作業を合わせて考えることで無駄のない効率的な配置が完成します。

例えば冷蔵庫やコンロから作業台までの距離が広い、食洗器や食器乾燥機から食器棚が遠すぎると作業の効率が下がる可能性があるということになります。

ゴミ箱を置く位置や作業台の高さなど機能的かつ動線が短くなるように考えるといいでしょう。

意外と重要!コンセントの配置

どこにどんな家電を置くか決まったら次はコンセントの位置です。

家電の後ろにするのか、上につけるのか。コンセントの数はどうするか。よく検討しましょう。

炊飯器などの蒸気がでるものは水滴がついたりするので上につけると危険です。

トースターなどの表面が高温になるものはコードが溶けてしまうなどの危険性があります。

さまざまなトラブルを想定してミスのない配置計画を立てましょう。

その他の位置でコンセント取付のおすすめの箇所は作業台の前です。

ハンドミキサーなどの電動調理器具を使用する際にとても便利です。

玄関からキッチンまでの距離

玄関からキッチンまで距離があると買い物した重たい荷物を持って長い距離を移動することになってしまいます。

玄関からパントリーやキッチンに移動できる間取りにすることで買ってきたものをすぐに片づけることができ便利です。

玄関とキッチンの間にパントリーがあるとキッチンに行くまでに収納が終わるので効率的です。

快適な間取りには家事動線が重要

部屋の数や広さにこだわって間取りを決めることも大事ですが、家事動線を意識しない家づくりをしてしまうと、

結果的に満足度が低い住まいになってしまいます。毎日やる家事だから負担を減らし、便利で快適な家づくりをすることで

嫌いだった家事が好きになるかも⁉

人によって好きな家事、嫌いな家事、苦手な家事があると思います。

何が嫌いでどうすれば家事がしやすくなるのかを考えて、効率よく負担が少ない最適な家事動線を見つけていきましょう!

家事動線を意識しつつも、家族の満足度を優先することが最も大切です。

家事動線と家族が家の中で移動する経路が重なっていては、せっかく最短距離で効率的な家事動線を確保しても、

スムーズに家事を行うことはできませんし、家族みんなにとって過ごしやすい家とはいえません。

家族も満足できる快適で居心地の良い空間にしていくことが大切です。

私達はお客様の人生を共に作り上げていく!という誠意と信念を持って、本物で望まれる家・高性能な家を徳島県を中心に提供しております。

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