2025/06/23
失敗談から学ぶ後悔しない家づくり
自由な設計が出来る注文住宅は、分譲住宅とは違い非常に多くのことを施工主が決めていく必要があります。
そのため、住宅によほど詳しい方でない限り、誰もが初心者なので、いろいろな選択肢に迷うことも多いでしょう。
注文住宅とは家を購入する施工主が、自由に間取りや仕様を決めることの出来るオーダーメイド住宅のことをいいます。
建売住宅のようにすでに出来ているものとは違い、自分の要望を自由に取り入れることが出来る点が、一番のメリットと言えるでしょう。
注文住宅でマイホームを建てた方なら誰でも1つや2つは、後から「こうすれば良かった」と後悔する点が出てくるものです。
それは、実際に住んでみないとわからないことが多いからです。
だからこそ、注文住宅を建てた方がどんな点を後悔・失敗したのか前例を多く知ることは、建築前の重要なポイントと言えます。
ぜひ失敗例を、ご自身の家づくりに存分に活かしてください!
どんな失敗例があるのかを知って、後悔のない最高の家を建てましょう!
それでは失敗例を紹介していきます。
特に、小さい子供がいる場合、玄関からお風呂場までの距離が遠いと、外遊びからの帰宅時に、途中の廊下が泥だらけになってしまいます。
ペットを飼っている家庭なども、玄関からお風呂場が近いと汚れた足をすぐに洗うことが可能です。
ただし、玄関から脱衣所が見えないようにするなど、工夫も必要でしょう。
新築だと、ついついオプションを多くつけてしまいがちです。
お風呂場の場合、テレビ機能も魅力的ではありますが、家族が増えてくるとそんなにゆっくりテレビを見ている時間は少ないかもしれません。
そのため、結局使わなくなってしまうという方も多いようです。
オプションを選ぶ時には、家族が加わったらどうなるかなど、実際の生活をイメージしながら設置するかどうかを検討しましょう。
1日の疲れを癒すお風呂場なので、もちろんデザインも大切なのですが、同時に考えておきたいのが掃除をする際のことです。
浴室の壁をタイルにした場合、目地の部分がカビてきてしまい、掃除が大変になってしまったという失敗例もあります。
浴室の壁面には、つるんとした表面の掃除しやすい素材を選ぶと良いでしょう。
また、お風呂場の色は濃い色を選ぶと、カルキなどの汚れが白く目立ってしまいます。
色選びの際にも、掃除する時のことを意識しながら選んでみてください。
人気の対面式キッチンですが、通路が狭くてゴミ箱をおけるスペースがないといった声も多いようです。
また、調理台のスペースを広くとらなかったために、ミキサーやケトルを置くだけで作業するスペースがなくなってしまうといった後悔も。
対策としては、置く可能性のある家具を全て書き出して、どこに置くのかを先に予想しておくことです。
キッチンの高さが身長に合っていないという失敗も多いようです。
キッチンは毎日使うものなので、少し高さが合わないだけで、大きなストレスになったり、
腰痛の原因にもなってしまいます。
基本的には、身長÷2+5cmの高さにするのが良いと言われています。
※高さについてこちらに詳しく書いてます→スタッフブログ『快適な家づくり。快適な高さ・広さとは』https://www.projecthome.jp/blog/slug-a513757bfcdbf8359217156b52e3a65a
キッチン収納をたっぷりとりたくて奥行きを持たせたけれど、奥のものを取り出すのが面倒な収納になってしまったという失敗例です。
キッチンに収納するものは、比較的小さいものが多いので、奥行きよりも間口を広くとる方が便利に使える場合があります。
取っ手付きのカゴなどを利用して収納するという方法もありますが、できれば家を建てる際に頭に入れておきたい点です。
玄関の失敗例で一番多いのは、収納の少なさです。
特に、子育て世代にとっては、ベビーカーの置き場所や、子供の野球バット、ボールまで収納できるスペースを作れば良かったという失敗談が多いようです。
玄関の収納を失敗しないコツは、玄関に収納したいものを全て把握してイメージすることでしょう。
また、多くの靴を収納できるシューズクロークや、コートを収納できるコートクロークを設置すると、非常に使い勝手の良い玄関になります。
玄関の照明のスイッチを、玄関に入ってから遠いところに設置したらとても不便だったという失敗談です。
玄関に入ってすぐのところにスイッチがないと、帰宅時、手早く玄関を照らすことができません。
対策としては、人が帰ってきた時に自動感知して照明をつけてくれる人感センサー付きの照明を設置するのがおすすめです。
収納場所を広く取ったのに、使うべき場所に使うものを収納できず毎日とても不便という失敗談です。
例えば、掃除機をかけるために、毎回玄関下の収納まで取りに行くのはとても不便でしょう。
収納の鉄則は、使う場所の近くに収納場所を儲けることです。
特に大きめの家電などは何を使う可能性があるのか、その場所はどこなのかを全て書き出してみましょう。
壁面収納の場合、部屋にいながら扉を開けるだけでものを取り出せますが、ウォークインクローゼットの場合には、内部に通路を設置する必要があります。
そのため、ウォークインクローゼットは、空間の割にはあまり洋服が収納できない可能性もあるのです。
部屋が狭い場合、壁面収納にした方が効率的なこともよくあるので、慎重に検討するようにしましょう
屋根裏にたくさん収納しようと空間を作ったら、ハシゴを登って取りに行くのが不便で、結局しまったものを使わなくなってしまったという失敗談です。
特に屋根裏は、夏は想像以上に暑くなるので、取りに行くだけで汗だくになってしまうでしょう。
もしも、屋根裏収納を作る場合には、換気を良くするなどの工夫が必要です。
リビングに大きな窓を設置したら、壁面収納がほとんど作れず、物をしまう場所がない!という失敗談です。
確かに、リビングは燦々と陽が差し込む明るい空間であってほしいものですが、意外とリビングに置いておくべきものは多いのです。
特に、子供が大きくなるとランドセルなどをリビングに置く場面もあるので、しっかり収納場所を確保した上で、採光を考えていきましょう。
抜き抜けのある明るいリビングにしたのに、冷暖房が全く効かずに後悔しているという声です。
どうしても暖かい空気は上に上がってしまうため、冬はとても寒くなってしまうのが吹き抜けのデメリットでもあります。
対策としては、シーリングファンなどをつけてみてはいかがでしょうか?上下の空気をかき混ぜて、冷暖房の効率を良くしてくれます。
こちらも参考にして下さい→スタッフブログ『吹き抜けリビングのメリット・デメリット』https://www.projecthome.jp/blog/slug-3b4a54a60b2c841084b02d1f3d73d9c0
盛り込みたい設備や機能がたくさんあると思います。
しかし、どんなに良いと思っても実際には使わなくなったり、住んでみたら理想とは違ったということはあります。
だからこそ、失敗例を多く知ることで冷静な判断をすることができるはずです。
私達はお客様の人生を共に作り上げていく!という誠意と信念を持って、本物で望まれる家・高性能な家を徳島県を中心に提供しております。
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