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スタッフブログ

2025/07/01

フローリング選びは意外と重要?住みやすさが決まるフローリングの選び方

フローリング選びは意外と重要?住みやすさが決まるフローリングの選び方

住宅のプロ達が、特に重要だと口をそろえて言うのが、意外にも「フローリング選び」です。

フローリングなんてどれも一緒!と思ったあなたに、どうしても伝えたいことがあります。

それは、フローリングには、実にたくさんの種類があり、部屋の広さや明るさ、住みやすさ、耐久性、

さらには、住んでいる私たちの健康にいたるまで実に大きな影響を与えているということ。

そこで今回は、住宅のプロ達の言う「フローリング選びが重要である理由」、そして「後悔しない選び方」についてご紹介していきます。

フローリング選びが重要な理由

1. フローリングが家の大部分を占めていること

2. 面積が広く、張り替えるのには費用も労力もかかること

3. 部屋の印象を大きく変える要素であること

大きな理由はこの3つです。

フローリングは、家の大部分を占める場所です。

日頃、私たちの肌に触れる時間も一番長く、私たちの生活や健康にも大きな影響を与えています。

しかも、その良し悪しは、10年くらい経ってから気づく場合も少なくありません。

自然の色ツヤ、強度を増していくフローリングもあれば、傷んで、きしみや汚れの目立つフローリングもあるのです。

その時に、張り替えたいと思っても、面積の広いフローリングは、高額で大規模なリフォームになりやすい場所ともいえます。

実は、リフォームの相談でも「フローリングに関する悩み」は後を絶ちません。

だからこそ、それぞれの「ライフスタイルにあったフローリング」を最初にこだわって選ぶことが重要だというわけです。

色と素材の重要性

先ほどあげた理由の一つに「部屋の印象を大きく変える要素であること」とあります。

特に色は部屋にいる人の体温や感情、部屋の広さの感じ方、明るさにまで広く影響するといわれています。

素材も重要です。似たようなフローリングに見えても素材の性質によって大きな違いが出てきます。

● 肌触り
● 硬さ
● 吸湿性
● お手入れのしやすさ
● 耐久性

木の性質をよく理解し、選ぶことが重要です。

気に入った材質の木があったとしても実際に使えるかはチェックが必要です。

● 床暖房はあるか?
● 置いたり動かしたりする家具や家電はないか?
● ペットを飼っていないか?
● 子供やお年寄りはいるか?

現代のフローリングは、いろいろな機能性をもっています。

消臭効果、遮音効果、クッション性など、生活スタイルに適した機能をもったフローリングを選びましょう。

素材の種類と特徴

①無垢フローリング

無垢フローリングとは、原木から切り出した木を、そのまま使用しているタイプです。

無垢フローリングのメリットとデメリットをみてみましょう。

【無垢フローリングのメリット】

● 耐久性が高い
● 肌触りが良い
● シックハウス症候群の原因にならない
● 調湿性に優れて年中サラサラ
● 経年変化で味が出てくる


【無垢フローリングのデメリット】

● お手入れに注意が必要
● 価格が高め
● 湿度によって木が収縮する

最大のメリットは、耐久性、肌触り、質感の良さです。

また、化学物質などによるシックハウス症候群にもなりづらいため、子供のいる家庭にも最適といえるでしょう。

さらに、調湿性に優れているので、一年中快適にサラサラのフローリングで生活ができる点も魅力です。

デメリットとしては、お手入れに注意が必要な点、価格が高くなる点が挙げられます。

また、調湿性によりフローリングが季節ごとに収縮したり反ったりするため、その点をよく理解しておくことも大切です。

ただ、最近は、特殊な加熱処理を施しているものなど、耐久性や安定性が高い商品も販売されているようです。

お手入れ自体は、そこまで大変ではありませんが、木の伸縮を計算してフローリングを貼る必要があります。

②複合フローリング

複合フローリングとは、基盤と表面で、複数の層に分かれているフローリングのことです。

複合フローリングのメリットデメリットをみてみましょう。 

【複合フローリングのメリット】

● 安定性があり品質も一定
● 価格が安い
● 機能性が高い
● デザインが豊富

【複合フローリングのデメリット】

● 化学物質が使用されている
● 木の温もりより無機質な印象になりやすい
● 時間が経つと劣化してくる

無垢フローリングとの違いは、収縮や反りなどが少なく、安定性があるという点です。

大量生産できるので、価格も安く、品質も一定といえるでしょう。

最大のメリットは、さまざまな機能性が選べる点です。

板に加工することで、防音性、耐久性、傷つきにくい加工や、滑りにくい加工、ペットに対応したりと、

ライフスタイルに合わせた快適な機能を選ぶことができます。

デメリットとしては、化学物質が使用されている点です。

また、調湿性はないので、夏にべたつくことも。

傷がついた時にも、無垢フローリングなら多少の補修ができますが、複合フローリングは補修が難しい点も、デメリットといえます。

機能性で選ぶ

機能性の面からフローリングの特徴をみてみましょう。

将来を見据えたライフスタイルと、何を重要視したいかという点を明確にすると、選びやすくなります。

無垢フローリングは、こんな方におすすめです。

 ● 木の温もりを感じたい方
● 年中快適な湿度で過ごしたい方
● シックハウス症候群などアレルギーを避けたい方
● 経年変化で木の味が出てくるのを楽しめる方
● 木の収縮も味だと捉えられる方
● 耐久性や耐火性に優れた家にしたい

無垢フローリングは、調湿性があり、肌触りも良いため、毎日を快適に過ごすことができます。

そして、意外に知られていないのが、耐久性です。

無垢フローリングは、原木を切り出してからも耐久性が上がっていき、100年持つとも言われます。

ただし、無垢材の伸縮や、色の変化も「味」と捉えて楽しめる方でないと、後悔してしまうかもしれません。

複合フローリングは、こんな方におすすめです。

● ペットを飼っている方
● 子育て世代で傷のつきにくいフローリングが良い方
● 価格を抑えたい方
● 簡単なお手入れの方が良い方
● 足腰に優しいクッション性のあるフローリングが良い方

複合フローリングは、豊富な機能性が魅力です。

ペットを飼っている場合は、傷になりにくく、消臭効果のあるもの、子供のいる家庭では、遮音効果のあるものなど、

生活に便利な機能を選ぶことができます。

部屋によって、無垢フローリングと、複合フローリングを分けるという方法も良いでしょう。

フローリングの色選び

フローリングの素材選びと同様に大切となるのが「色選び」です。

色のもつ視覚効果は、部屋の印象をガラッと変えるため、慎重に選ぶべきポイントといえます。

ホワイトカラー

ホワイトカラーのフローリングは、空間を広く明るく見せる効果があります。

光も反射しやすいため、光の溢れる部屋にしたい方におすすめです。

白いフローリングは、人によっては「汚れが目立ちそう」という印象があるかもしれません。

ですが、意外にもホコリはあまり目立ちません。

代わりに、髪の毛はとても目立ってしまうため、この点はデメリットといえます。

逆に、こまめに掃除ができると捉えてみてはいかがでしょうか?

ナチュラルカラー

定番のナチュラルカラーのフローリングは、心を落ち着かせて、どんな方でも親しみや暖かさを感じる色合いです。

インテリアも合わせやすく、自然な印象の部屋に仕上げることができるでしょう。

ただし、ホワイトカラーやダークカラーに比べて、床材のグレード次第で差が出るため、

ものによっては安っぽい印象になってしまうこともあります。

実際にフローリングを選ぶ際には、素材感や色をよくチェックしてから選ぶようにしましょう。

ダークカラー

ダークカラーのフローリングは、部屋全体を引き締めて、高級感を演出します。

モダンなインテリアがお好きな方におすすめです。

全体的に落ち着いた印象の部屋に仕上がるでしょう。

ラーにしてしまうと、かなり暗い部屋に感じるのではないでしょうか?

ダークカラーのフローリングを扱うコツとしては、床を暗く、天井を明るい色にすることです。

空間を上に広く感じさせることができます。

10年後後悔しないフローリング選びを

家は、一生に何度もできない買い物です。

だからこそ、後悔しないために、事前の情報収集が大切です。

特に、常に肌に触れるフローリング部分だからこそ、こだわって選びたいもの。

10年後に、購入した時にはわからなかった変化で後悔しないように、フローリング選びのコツを抑えてから選ぶようにしましょう!

家族みんなが集う空間を、最高に心地よくて落ち着く場所にするために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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